いじめの被害者を守る学校の対応

いじめの被害者を守る学校の対応
全国webカウンセリング協議会 安川雅史

学校側の対応として、クラスの中で先生が話しをするのは絶対にやってはいけません。子どもの気持ちを考えると、これは最悪の事態になります。クラスの中で、「これはクラスの問題だから、クラスのみんなにも把握してもらわなければならない。これはいじめなんだ」ということを先生がホームルームでクラスの生徒に伝えてしまうと被害者の生徒は、よけい学校に行きづらくなってしまいます。いじめられている当人の気持ちは全く考えていません。そんな見せしめにされて学校に行けるわけがないでしょう。 まずは、いじめの実態が分かったら、学年で必ず話し合いの内容を共有しなければならないです。例えば、ボイスレコーダーで記録した内容、さらに、親から提出された書類、いじめの実態。親から聞いた話の内容は全部学年で共有します。今のいじめはもう担任一人で対応できなくなっています。必ず学年で対応しなければならない時代に変わっているのです。というのは、いじめが見えづらくて、しかも複数の子どもがかかわっていることが多いからです。無視であるとかネットでの嫌がらせであるとか、複数で一人の子どもをというのが今の時代のいじめの特徴です。
学年で話をすると、科目担当の先生とかがいろいろ把握していることが、また出てくるのです。それを総合すると、いじめの加害者像というのがはっきりと分かってきます。
例えば、3人の子どもが一人の子どもをターゲットに嫌がらせをしていたという事実が分かった場合、ネットの書き込みもこの3人が中心となっていたというのが分かった場合どうするか。まず、学年で話し合いをして、学年全員の先生に共通の認識として把握してもらいます。その上で加害者に質問する項目を決めていきます。同一の時間に必ず別々の場所で加害者から話を聞かなければならないのです。よく学校の先生方は、3人集めて話を聞くということをやりますが、3人集まったら本当のことは言いません。
罪を犯した子どもたちを3人とも集めて話なんか聞くと、話を折り曲げて自分たちが都合がいいように話をするのです。警察だって、尋問するとき犯人を全員同じ場所に集めて話なんて絶対聞かないです。必ず別々の場所で同一の時間に話を聞くというのが基本中の基本なのです。だから、一人では対応できないのです。例えば、加害者@にはA組の担任の先生に話を聞いてもらう。加害者AにはB組の担任の先生に話を聞いてもらう。加害者BにはC組の担任の先生に話を聞いてもらう。ただし、ここでちゃんと学年で話をして質問項目は全く同じことを同一の時間に話をすることが大切です。 そこにさらに副担任の先生が入ります。副担任は話には一切加わりません。副担任は担任が質問して加害者が答えているときの様子をただ単に見てもらいます。加害者の子どもが話している表情を特に中心に見てもらいます。気が付いたことはメモをとります。さらにICレコーダーで話し合いの内容は記録します。これが副担任の仕事になります。副担は、一切話には加わらないようにします。
今の子どもたちに多いのは、白か黒、100か0です。 学校も無遅刻、無欠席、皆勤賞でいった子どもが一度学校を休んでしまうと、雪崩のようにそれからずっと休み始めるという子どももいるんです。100点ばかりとった子どもが一度悪い点数をとったら、もう勉強なんてどうでもよくなってしまうような子どもも多いのです。そういう子育てをされている子どもがたくさんいます。
複数の先生で一人の子どもをしかりつけてしまった場合、取り返しのつかないことをしてしまった、さらにそこに人格否定が入ってしまうと、もうどうしようもないことをしてしまった、死ぬしかないなんて思ってしまうような極端な子どももいるわけなのです。だから、あくまでも話を聞くのは担任の先生。副担は様子を見ることに徹します。 30分後に、担任の先生が抜けて会議室とかに集まって話し合いの内容、それぞれの子どもが答えたことを全部合わせていきます。副担任はそのまま教室に残ります。なぜ、副担は教室に残るかわかりますか?先生一人で対応して教室に誰もいなくなったら、「お前、絶対に言うなよ。こういう風に言おうぜ」と必ず
子どもたちは集まって口裏合わせをします。だから副担任は教室に残るのです。
トイレに行くっていったら、副担任もついていくのです。
担任の先生が全部の話、聞いた内容をまとめていくと、本当のことは3人とも一致しているはずです。誰か一人でも違うことを言っている。それは、3人の中の誰かが、うそをついている証拠です。
2回目の話は矛盾点だけを聞いていきます。3人が共通のことを答えたものに関しては、質問項目から省きます。これを繰り返していくと逃げ切れなくなります。嘘はつき通せないものです。 矛盾点ばかり突いていくと「あいつしゃべっているんだな」ていう気持ちになるんです。人間というのは、皆さん方が例えば悪いことをしたとしても、3人グループで何かやって、別々な場所で話を聞かれると、大体3回目ぐらいで、「あ、私の言っていることはばれているんだ」という気持ちになってくる。そうすると、本当のことを話し始めます。本当にやっているのであれば、3回繰り返すと子どもたちは認めますよ。
やったということを自分たちで認めさせてから保護者を呼びます。子どもの問題だから親まで呼ばなくていいでしょうという先生もいるんですが、だめですよ。必ず、実態はちゃんと伝えることです。保護者にも責任があるのですから。これからの子どもの対応についてもちゃんと保護者として考えてもらわなければならないのです。
それから、この子たちには謝罪させるときも3人集めて謝罪はさせません。3人集まると謝罪が軽くなってしまうのです。必ず1対1で謝罪させることが大切です。
その中に先生も入ります。
この子をクラスに復帰させるのは、担任から見て問題がないなと思ってからです。その場合でも、いじめというのは忘れたころに必ず起こります。担任の先生というのはいじめが起こった場合、必ずお昼休みは生徒と一緒に食事をとるべきですよ。食事が終わった後も、次の時間の準備もして、お昼休みも生徒と過ごすんです。大体こういう子って孤立してしまいますから。一人でぽつんと座っている。孤立してしまって。一人でぽつんと黒板のほうを見て御飯を食べる。すごく屈辱的なのが分かりますか?
教室内でのいじめがなくなっても、みんなが白い目で見ていると思うと、教室にいづらくて、食事もほとんどのどを通っていかなくて、トイレにずっとこもっていたりね。廊下をうろうろ歩いて時間をつぶすような子どももいるわけなのです。そういうことからちゃんと守ってあげなければならないんです。担任の先生もついて、その子の居心地が悪くならないように、例えばグループの中に、その子が比較的仲よく話せるグループに先生も入って、その子も入れて一緒に御飯を食べるとか。お昼休みもその子といろいろと会話をしてあげればいい。担任と副担が交互でもいいんですよ。月曜日は担任の先生、火曜日は副担任の先生で。掃除もそうです。
とにかく生徒だけでいる時間というのを極力少なくする。いじめというのは先生がいないところで起こるんですから。一番多いのはお昼休み。さらに部活です。部活動でも生徒任せにして、いや、形の上の顧問だからなんてほとんど参加していないような部活なんていうのは大体荒れていますよ。上級生が幅をきかせているんです。下級生に対してのいじめは必ず起こっていますよ。準備運動のころからちゃんと先生がいてあげなければならないんです。顧問というのは守っていく役割があるのです。強くすればいいという問題ではないんですよ。
授業だってそうでしょう。プリントを出して、先生が職員室にいるからなどという先生方はいないでしょう。部活でも顧問を持った以上は責任があるんですから、ちゃんと子どもたちを見守っていかなければならないんです。道具運び、準備運動の時間から。掃除も生徒と一緒になって掃除をする。
そうすることによって子どもを守っていくことができます。そこでこの子がまだちょっと不安定だななんていう場合は、すぐに相談にのってあげてください。時間を置かないでくださいよ。いじめが起こった場合というのは、今いじめがないから大丈夫だなと思わないで、何回かはちゃんと時間をとって生徒の相談にのってください。

子どものスマホ・トラブル対応ガイド

2016年4月11日発売。 知っていますか? スマホの危険と対処法 教育現場・家庭で明日から実践できる情報が満載!...
発行年月日 2016年04月11日
定価 2,160円
(本体:2,000円)
 
編著者名 全国webカウンセリング協議会 理事長
安川 雅史/著
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子どものスマホトラブル対応ガイド(予約) - 20163月下旬発売予定。現在予約受付中です。知っていますか? スマホの危険と対処法教育現場・家庭で明日から実践できる情報が満載! □「スマホ依存」「LINEいじめ」「悪質投稿」「リベンジポルノ」――

フリースクールみらいのつぼみ

 

フリースクールみらいのつぼみ

現在、不登校、いじめ、意欲減退、学力不振、家族・対人関係、ネット・ゲーム依存など、生徒とその家族を取り巻く地域社会は様々な課題をかかえています。

フリースクールみらいのつぼみは「課題を抱える生徒や保護者の方に寄り添い、支援を行うこと」「地域とのかかわりにより生徒や保護者の課題を解消し、社会で活躍できる人材を育成すること」を目的として開校しました。

私は教員時代に、様々な子ども達と接する中で、表層に表れない1人ひとりの苦悩や葛藤を深く感じていました。家族の事、友人関係の事、学校での事、自分でもよく分からない辛い事など、本人ひとりでは、立ち向かえない環境にいる子ども達とたくさんかかわりました。

そこで、私は、何かできる事があるのではないか、自分だけでも寄り添えるのではないか、という想いで今の活動を始めました。

学校現場を離れ、養護施設や少年院、児童自立支援施設、知的障害者の施設へ訪問すると、様々な子ども達が一生懸命生きていました。執拗ないじめにあった子ども、家族から見放された子ども、虐待にあった子ども、自分が必要とされていないと信じている子ども、結果として学校に通えなくなった子どもを、日々目の当りにし、子ども達には、心のよりどころ、安心できる居場所や支える人が必要だと痛切に感じました。

絶望してしまいそうな境遇の中、ひたむきに生きている子どもにもたくさん出会いました。私はこのような子ども達や保護者のために、私も成長し続けながら、力になりたいと想い、活動を続けています。

今の社会・世間の荒波を「自分の力で」乗り切り、将来、社会で自分らしく生きていける(貢献)できるよう、子ども達とその家族を支えていきます。

フリースクールみらいのつぼみは、私のこのような想いを実現できる「居場所」として活動して参ります。

ネットいじめ・LINEいじめニュース
 
20130913 ()リクナビ進学ジャーナル悪質化が止まらないネットいじめ。身を守るにはどうしたらいい!?
2013827日(火)産経新聞手口巧妙化、減らない書き込み 監視にも限界
2013826日(月)産経新聞ネットいじめ・・・消してもまた無間地獄で人間不信に
2013825日(日)産経新聞急増LINE 仲間内でエスカレート 自殺後も「お通夜NOW」
201384日(日)産経新聞LINEいじめの構造 届かぬ外部の目 「学校裏サイト」との違いは
2013225日日経新聞わが子どう守る ネットいじめ・トラブルの実態  
ネットいじめ対応アドバイザー養成講座
全国webカウンセリング協議会・不登校児対応専門能力検定
全国webカウンセリング協議会設立
全国webカウンセリング協議会設立
不登校・ひきこもり対策
葬式ごっこ、裸の画像…中高生「LINEいじめ」の実態
http://dot.asahi.com/aera/2013120300029.html
LINEトラブル深刻 いじめや暴力の契機に
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/52231
進化するネットいじめ 今、怖いのはLINEの“外し”
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131017-00010003-jisin-soci
広がる“リベンジポルノ”
http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2013/11/1121.html
わが子をストーカーからどう守る
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/12/16/01.html
リベンジポルノ:被害拡大 元交際相手の写真、ネットに
http://mainichi.jp/select/news/20131219k0000m040120000c.html
<子どもとネット>「ラインいじめ」 使い方 ルール決めさせて
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/kodomotonet/list/20130913.html
<子どもとネット>トラブル防ぐには フィルタリング 親の責務
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/kodomotonet/list/20130830.html
ネット依存の子どもたち<上> 「つながり」に縛られ
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/kodomotonet/list/20130815.html
ネット依存の子どもたち<下> 絶対悪視は逆効果
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/kodomotonet/list/20130817.html
下記から、東京で行われました人権シンポジウムの模様を見ることができます。安川は、LINEいじめについてお話させていただきました。
人権シンポシンポジウムin TOKYO
ネット依存 - ニュースJAPAN - フジテレビ
誰も見ていないなら何をやってもいいのか?
全国webカウンセリング協議会の各種講座
不登校児対応専門カウンセラー養成
全国webカウンセリング協議会の紹介ページ
全国webカウンセリング協議会活動内容
全国webカウンセリング協議会いじめSOS
全国webカウンセリング協議会各種講座
LINEいじめ
広がるLINEいじめ、LINEトラブル
LINEいじめ相談事例
リベンジポルノ
リベンジポルノから身を守る対策
リベンジポルノ相談が増えた理由
リベンジポルノ相談事例
流出画像 消えぬ傷 元交際相手の復讐投稿 絶えず
東京新聞‎
嫌がらせで、元の交際相手や配偶者のわいせつ画像をインターネットに流出させる「リベンジ(復讐(ふくしゅう))ポルノ」の被害が後を絶たない。投稿者が摘発されても、流出画像を消し去るのは至難の業だという。

LINEいじめ・リベンジポルノニュース

 
「LINEいじめ」3つの要因!「既読」「言葉勘違い」「裏グループ ...
www.j-cast.com/tv/2014/08/12212922.html
中・高校性の間で携帯電話無料アプリのLINEを使ったいじめが急増している。利便性から世界で約4億人が利用しているLINEだが、日本では34歳の大阪府議が中学生相手に脅しまがいのメッセージを発信するなど、便利な通信手段から逸脱 ...
 
LINEで悪口…スマホ普及で防止難しく
読売新聞-2014/10/17
LINEを使って仲間外れにする新しい形のいじめも増えている。同協議会に寄せられた相談では、都内の女子中学3年生は今春、書き込みをすると無視されるようになった。学校で会っても話についていけない。友人たちは自分を除いてLINEで ...
 
熊本商業高校1年女子生徒-LINEいじめ自殺同級生書類送検 ...
www.xanthous.jp › 事件
熊本県立熊本商業高校 1 年の女子生徒が昨年 8 月、いじめを受け自殺していた事が 22 日明らかとなった。県教育委員会によると女子生徒は、昨年 4 月に入学し、寮に入ったが、無料通話アプリ「 LINE.
 
熊本高1女子自殺、LINEへの書き込みが原因か - YouTube
www.youtube.com/watch?v=ET4KQF2zGm0
去年8月、熊本県で高校1年生の女子生徒が自殺をした問題で、女子生徒に対してLINEへの書き込みによるいじめがあったこと ...
 
 
撮られた過去がある人は必読!「リベンジポルノ被害」を ...
news.ameba.jp/20141004-156/
ちょうど1年前に起きた三鷹ストーカー殺人事件では、“リベンジポルノ”という言葉が世間をにぎわせました。 リベンジポルノの被害を防ぐ最善の方法はというと、とにかく“撮らない、撮らせない”こと。ひとたび画像…
 
本当に怖いリベンジポルノの実態 親しい間柄でも一線… (1/3 ...
www.zakzak.co.jp/zakjyo/zkj-news/news/.../zkj1409081540001-n1.htm
元恋人や元配偶者が、復讐のために別れた相手の裸の写真や動画をインターネット上に流出させる「リベンジポルノ」。昨年10月、東京都三鷹市で発生したストーカー殺人事件で注目され、被害の実態をテーマにした映画も製作されるなど ...
 
最悪!自分の恥ずかしい写真がネット公開されても「削除困難なケース」とは
日刊アメーバニュース
リベンジポルノ被害”を食い止める策3つ」では、全国webカウンセリング協議会・理事長の安川雅史さんからのお話をもとに、画像が流出した場合には、画像が掲載されているサイトの管理者に依頼して削除することができるとお伝えしました。
 
絶対撮らせちゃダメ!他人事ではない「リベンジポルノ」被害パターン3つ
wooris.jp/archives/102834 - キャッシュ
三鷹ストーカー殺人事件からおよそ1年。同事件は、“リベンジポルノ”という言葉が世に 広まるきっかけともなりました。ネット上のトラブル相談を受ける全国webカウンセリング 協議会のもとへも、事件の報道以来リベンジポルノに関する相談が ...

◇問い合わせ先:全国webカウンセリング協議会
【本部事務局】
〒105ー0014
東京都港区芝1ー5ー9住友不動産ビル2号館5階
TEL:03ー6865ー1911
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