スマホ、子ども任せは危険 親が制限を

スマホ、子ども任せは危険 親が制限を
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全国webカウンセリング協議会 安川雅史
主にスマホ(スマートフォン)で利用されているSNSは、実は出会い系サイトとの代わりになっています。大人はSNSは名刺代わりだと思っていますが、子どもたちは違います。SNSを利用する目的は友だちを増やすことですが、さらに出会いも広がります。
フェイスブックやプロフィールサイトなどのSNSの中で過激な画像やLINE ID、メールアドレス、電話番号、自宅の住所も載せているような子もいます。
未成年が利用しているSNSを一番よく見てるのはロリコン系の人です。小、中、高校生に興味を持っているわけですから子どもになりすましたり、性別を変えて、未成年に忍び寄ってきます。出会い系サイトは(仲介する業者の利用料などで)お金がかかるし、未成年に出会える確率が低く、サイトを通して知り合うので証拠が残ります。
一方、SNSは無料だし、メールアドレスやLINE IDなどが書かれてあるので直接連絡が取れます。子どもたちもこうした実態を知っているので、自分から援助交際を求める書き込みもたくさん見つけることができます。
暴力団も入り込んでいます。出会ったらどうなるか。子どもたちはお金を持ってませんから、覚せい剤を打たれて、代金として性行為を求められます。暴力団が求めているのはお金ではありません。覚せい剤を打って薬漬けにして、裏ビデオ、裏DVDに出演させるのです。
なぜここまでSNS問題が広がってしまったのか。大人に責任があるのですよ。この危険な状況を教えてくれる大人が回りにいないのです。今の子どもたちはブレーキの踏み方が分かりません。アクセルしか踏んでないのです。危険なことが分かっていれば、子どもたちは「先生やお母さんがこういったこと言っていたな。簡単に会うのはまずいな」と歯止めがかかるのです。
今はだれも歯止めをかけてません。SNSを知っている大人がいたとしても「SNSって怖いんだぞ。会ったことのない人に会うなよ」程度です。こう言われても、どういうことがまずいのか怖いのか、具体的に言われないと子どもたちは分かりません。
問題がここまで深刻化した原因の一つは、スマホのネット機能です。スマホは、小型のパソコンと同じなのです。米国などではネットはパソコンで親の監視の目の届くところで利用します。韓国でも法律で規制してます。未成年は携帯のネット機能は原則(アダルトサイトなど子どもに見せたくないサイトにつながらなくする)フィルタリング機能をかけなければいけません。はずせば親に罰則が課せられます。
フィルタリングをかけていないお母さんたちは「成人になって急にやると危険だから、今から慣らしていったほうがいい」と言います。じゃあ、急にたばこを吸うのは危険だから高校のうちから慣らしていきましょう、とでも言うのでしょうか。
パケット通信代が定額制になり、ネットつなぎ放題、メールし放題になったことも一因です。スマホの普及により、以前よりも親や教師が子どもたちの現状についていけなくなってしまいました。ケータイやスマホを持たせる場合、メールやネットはどのくらい使っているのか、よく明細書を見てください。全部出てますから。請求は七千円だけど、パケット料は100万円を超えていることもあります。スマホの使い方を確認するのは親の義務です。
スマホは「使うな」ではないんですよ。使い方なんです。ちゃんとした使い方をすれば、子どもを守る道具にもなる。しかし、間違うと凶器にもなる。何でも子ども任せがいいかというと、スマホの場合危険すぎます。親が制限すべきところは制限すべきです。子どもとぶつかるかもしれません。ぶつかってもいいんです。大人は子どもを危険から守ってあげないといけないんですから。

略歴

安川雅史(やすかわ・まさし) 1965年生まれ。大学卒業後、道内の高校教諭を経て、現在、全国webカウンセリング協議会の理事長。教育評論家。インターネットを使ったネットいじめ対策などの講演を積極的に行っている。

主な委員

■文部科学省「子どもを守り育てる有識者会議」にて意見陳述(平成20年4月21日)  
■文部科学省「ネット安全安心全国推進会議」委員          平成20年度                         ■衆議院「青少年に関する特別委員会」にて意見陳述(平成20年4月28日)                            ■文部科学省「先端的な情報通信技術を活用した教育・学習に関する調査」検討委員
                                     平成20年度
■内閣府「ユースアドバイザー養成プログラム」(若者支援体制の確立)テキスト制作委員                                平成20年度
■文部科学省委託「青少年を取り巻く有害環境対策の推進」事業企画委員 平成20年度                            ■文部科学省「学習指導要領 教育の情報化の手引き」検討委員     平成20年度
■文部科学省委託 情報モラル指導者研修ハンドブック制作協力     平成20年度 
■東京都「東京都青少年問題協議会」委員       平成20年12月〜平成22年12月                           ■文部科学省委託 学校における情報モラル等教育の推進事業企画委員  平成21年度                          ■総務省「電波の日・情報通信月間」近畿総合通信局長表彰       平成21年度                            ■参議院国会議員政策担当秘書研修出講                平成21年度
■文部科学省委託「青少年を取り巻く有害環境対策の推進」事業企画委員 平成22年度
■文部科学省「ネット安全安心全国推進会議」委員           平成22年度
■東京都港区 「子ども・若年(ひきこもり)支援対策検討委員     平成22年度
■東京都港区 「子ども・若年(ひきこもり)支援対策検討委員     平成25年度

出版書籍

■家族とともに癒す不登校・ひきこもり (文芸社)2003年4月15日 発刊
筆者:安川雅史 ・杉本博文
■「ひきこもり」と闘う親と子を応援する本(中経出版)2006年5月5日発刊
筆者:安川雅史 監修:多湖輝
■「いじめ」と闘う親と子を応援する本(中経出版)2007年5月24日発刊
筆者:安川雅史 監修:多湖輝
■「学校裏サイト」からわが子を守る!(中経出版)文庫 2008年6月4日発刊
筆者:安川雅史
■「子どものスマホ・トラブル対応ガイド」(ぎょうせい)2016年4月11日発刊

子どものスマホ・トラブル対応ガイド

2016年4月11日発売。 知っていますか? スマホの危険と対処法 教育現場・家庭で明日から実践できる情報が満載!...
発行年月日 2016年04月11日
定価 2,160円
(本体:2,000円)
 
編著者名 全国webカウンセリング協議会 理事長
安川 雅史/著
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子どものスマホ・トラブル対応ガイド - web ...
shop.gyosei.jp/index.php?main_page=product_info...50...
 
子どものスマホトラブル対応ガイド(予約) - 20163月下旬発売予定。現在予約受付中です。知っていますか? スマホの危険と対処法教育現場・家庭で明日から実践できる情報が満載! □「スマホ依存」「LINEいじめ」「悪質投稿」「リベンジポルノ」――

政府関連教材制作協力

■内閣府「ユースアドバイザー養成プログラム」テキスト制作委員(平成20年・22年)   
■文部科学省「学習指導要領 教育の情報化の手引き」作成委員 (平成20年)     
■文部科学省委託 情報モラル指導者研修ハンドブック 制作委員(平成20年) 

ケータイ事業者

WILLCOM 「ケータイ安全安心ブック」制作協力(平成22年)

  ネットいじめ・LINEいじめニュース

2013年09月13日 (金)リクナビ進学ジャーナル悪質化が止まらないネットいじめ。身を守るにはどうしたらいい!?
20138月27日(火)産経新聞手口巧妙化、減らない書き込み 監視にも限界
20138月26日(月)産経新聞ネットいじめ・・・消してもまた…無間地獄で人間不信に
20138月25日(日)産経新聞急増LINE 仲間内でエスカレート 自殺後も「お通夜NOW」
2013年8月4日(日)産経新聞LINEいじめ”の構造 届かぬ外部の目 「学校裏サイト」との違いは
20132月25日日経新聞わが子どう守る ネットいじめ・トラブルの実態  
ネットいじめ対応アドバイザー養成講座
全国webカウンセリング協議会・不登校児対応専門能力検定
全国webカウンセリング協議会設立
葬式ごっこ、裸の画像…中高生「LINEいじめ」の実態
http://dot.asahi.com/aera/2013120300029.html
LINEトラブル深刻 いじめや暴力の契機に
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/52231
進化するネットいじめ 今、怖いのはLINEの“外し”
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131017-00010003-jisin-soci
広がる“リベンジポルノ”
http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2013/11/1121.html
わが子をストーカーからどう守る
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/12/16/01.html
リベンジポルノ:被害拡大 元交際相手の写真、ネットに
http://mainichi.jp/select/news/20131219k0000m040120000c.html
<子どもとネット>「ラインいじめ」 使い方 ルール決めさせて
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/kodomotonet/list/20130913.html
<子どもとネット>トラブル防ぐには フィルタリング 親の責務
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/kodomotonet/list/20130830.html
ネット依存の子どもたち<上> 「つながり」に縛られ
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/kodomotonet/list/20130815.html
ネット依存の子どもたち<下> 絶対悪視は逆効果
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/kodomotonet/list/20130817.html
下記から、東京で行われました人権シンポジウムの模様を見ることができます。安川は、LINEいじめについてお話させていただきました。
人権シンポシンポジウムin TOKYO
ネット依存 - ニュースJAPAN - フジテレビ
 誰も見ていないなら何をやってもいいのか?
LINEいじめ横行
http://npozenkokuweb.net/page32
ネットいじめ・LINEいじめから子どもを救え 

流出画像 消えぬ傷 元交際相手の復讐投稿 絶えず
東京新聞‎
嫌がらせで、元の交際相手や配偶者のわいせつ画像をインターネットに流出させる「リベンジ(復讐(ふくしゅう))ポルノ」の被害が後を絶たない。投稿者が摘発されても、流出画像を消し去るのは至難の業だという。

フリースクールみらいのつぼみ

 

フリースクールみらいのつぼみ

現在、不登校、いじめ、意欲減退、学力不振、家族・対人関係、ネット・ゲーム依存など、生徒とその家族を取り巻く地域社会は様々な課題をかかえています。

フリースクールみらいのつぼみは「課題を抱える生徒や保護者の方に寄り添い、支援を行うこと」「地域とのかかわりにより生徒や保護者の課題を解消し、社会で活躍できる人材を育成すること」を目的として開校しました。

私は教員時代に、様々な子ども達と接する中で、表層に表れない1人ひとりの苦悩や葛藤を深く感じていました。家族の事、友人関係の事、学校での事、自分でもよく分からない辛い事など、本人ひとりでは、立ち向かえない環境にいる子ども達とたくさんかかわりました。

そこで、私は、何かできる事があるのではないか、自分だけでも寄り添えるのではないか、という想いで今の活動を始めました。

学校現場を離れ、養護施設や少年院、児童自立支援施設、知的障害者の施設へ訪問すると、様々な子ども達が一生懸命生きていました。執拗ないじめにあった子ども、家族から見放された子ども、虐待にあった子ども、自分が必要とされていないと信じている子ども、結果として学校に通えなくなった子どもを、日々目の当りにし、子ども達には、心のよりどころ、安心できる居場所や支える人が必要だと痛切に感じました。

絶望してしまいそうな境遇の中、ひたむきに生きている子どもにもたくさん出会いました。私はこのような子ども達や保護者のために、私も成長し続けながら、力になりたいと想い、活動を続けています。

今の社会・世間の荒波を「自分の力で」乗り切り、将来、社会で自分らしく生きていける(貢献)できるよう、子ども達とその家族を支えていきます。

フリースクールみらいのつぼみは、私のこのような想いを実現できる「居場所」として活動して参ります。

 
◇問い合わせ先:全国webカウンセリング協議会
【本部事務局】
〒105ー0014
東京都港区芝1ー5ー9住友不動産ビル2号館5階
TEL:03ー6865ー1911
FAX:03ー6865ー1918
URL: http://www.web-mind.jp/
Mail:info@web-mind.jp
理事長 安川雅史
 

 
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